イオンのプライベートブランド「Top Value」のポタージュスープ。
これ好きなのでほぼ毎日飲んでいました。

昨日買ったものはNewと表示があり内容が改められたものでした。

こいうのなんか嫌な予感しかしません。

多くはコンビニ各社がおこなう常套手段。コストを抑えようと量を減らしたり、おいしさアップなどと表記し実はある成分を削って過度な調味料でごまかしてみたり。

このスープですが明らかに改悪でした。
成分表の比較を貼ります。下が「New」です。

・まず量が減った。それでもおなじ150㎖のお湯を使う事を作成方法として勧めています。粉自体が少なくなり同じ150㎖で割ろうとするならば薄くなるのは当然です。

・ミルク仕立てという表示がなくなりました。以前は脱脂粉乳を使っていたのでミルクという言葉を使うことが出来たのでしょうが、全粉乳だけになってしまった結果まろやかという表現に留まっています。その代償はタンパク質の減少、カルシウムがゼロになるなど如実に表れています。
・NEW表示の下部にジャガイモの風味アップ！などと書かれています。ポテトパウダーの代わりにマッシュポテトを使ったことを根拠としているようですが、うまみ成分過多でジャガイモの風味を阻害しています。

・デキストリン使用を止めた事により粘度も不足しサラサラになってしまいました。
・粉が少なくなり相対的にクルトンもかなり少なくなってしまいました。

量の減少、それはなんと37パーセント減という事実。
現代の諸物価高騰に対しよっぽど困っているのでしょうか。なにより素材よりも添加物を多く感じる味付け。それは現代日本のコンビニ・スーパー飯に等しく言えることです。
事はイオングループだけのものではない。こういう改悪は様々な業態で行われていることであり、それを問題視する消費者に対し「これくらいはいいだろう」という舐めた目線での高をくくった行いがまかり通っています。ステルス値上げとは言いますが皆知っていることで少しも隠れては（ステルス）いないのです。
スープ業界？においてはやはり2極化が進んでおり、スタンダードなものの質は下がり続け、ちょっとお高いものはかつてのスタンダードの質で提供されているというのが実情です。（クノールなど）

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実はスープだけではないんですね。安いものの品質はすべての様態で確実に下がっています。ドラッグストアにおいてあるのり弁なんてかなり？？？なものです。

PS.小田原に3店舗在った「さえんフーズ」というスーパーマーケット。今では蛍田店を残すのみとなってしまいました。
私、この店の惣菜やお弁当が好きで、鴨宮店はよく利用していました。安くとも素材がきちんとしていておいしいものでした。
現在店舗は近くにはないのですが、できるだけ立ち寄って応援したいものです。