Cuernavaca

神奈川県南西部 食と生活

県央

DSC_107213時過ぎ、徒歩にて来訪。
店内右にカウンター9席。左にテーブル席4×2。
奥の厨房に至る通路に沿って左右に配されています。
13時過ぎの入店で店内8分の入り。
回転が速いので余り待たずに一杯が登場。

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中盛り950円也。麺堅めでお願いしました。
スープは豚骨、鶏油、醤油どれもが力強く主張してくるもの。非常に重く、粘度もあり、そしてかなり塩辛いものです。(オヤジには味薄めでもいいかな)。
麺は平打ち形状の中太。ほどよいもちもち感があり、また長めなのでスープがらみが良い。中盛りにしましたが元の麺量も結構多いのかも。一杯で満腹感を得ることが出来ました。
載せものはチャーシュー(脂身すこし、燻香少しあり)一枚。海苔3枚。ほうれん草、刻みネギはあったかどうかと云うくらい少量でした。
中盛りにしましたが麺量が多くチト飽き気味。スープはちょっと飲めないほどの濃度・辛さ。
最後酢を入れて飲む気にはなれず。

ココの麺はイイですね。出自の「野中家」は酒井の麺を使っているそうですが、これ酒井かな?もっちり感が勝っており、麺も長いもの。酒井とはほんの少し形状が違うような気もします。まぁ製麺所がどこであろうと一消費者には関係ないんですけどw
厚木家を除き直系本流・もどきのこういう”醤油が主張するタイプ”は今まで厚木にはなかったですし、近隣の同タイプ、「天王家」「源絆家」などと比して、最も醤油が効き重厚なもの。10年くらい前の私であれば歓喜に震えるところでしょう。
厚木の家系といっても梅家、舎弟、謹ちゃんなど、別物といえるくらい味傾向が違いますしね。
厚木家が利用しにくい現状では普段使いに良いところでしょう。

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春分の日お墓参りに行ってきました。
お寺は横浜市泉区にありすぐ隣は大和市です。そこに団地があり渋谷中学校があります。
(両者に関連する有名人に近藤真彦氏がおります)昭和40年代、経済発展の最中活気・賑わいを見せていた所ですが、今は寂れ当時とはまた違った様相がみられます。
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日本語を含め六カ国の言語で書かれた注意書きです。この団地の住民構成がわかる図です。
団地周囲の道にはポツポツと商店があり、今では食堂・食材スーパーなど異国情緒漂う所となっています。
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お寺近くのベトナム料理店へ。見繕っていたところは臨時休業でした。代替としてその並びの「Saigon」という店に入りました。
店内テーブル席のみ4×5位。先客は男性単騎のみ。後客なし。
おそらく昼は暇なのでしょう。夜になると団地在住の同胞がここに集い賑わっていることが予想されます。
カウンター端に座っていたオヤジさんが対応してくれました。この店のオーナー兼マネージャと思われ。奥の調理場には女性がおりました。妻兼料理人でしょうか(未確認)。
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今日は麺類よりもご飯ものを食いたかったので、スペアリブご飯を注文。
これが1100円でした。
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ご飯の上にスペアリブの焼いたもの、端に紅白なますのような酢漬けの野菜(大根、にんじんの細切り)キュウリのスライスが載っています。
スペアリブは甘辛な味付け。特有の脂身も多く臭みもあり自分の好みとしては今ひとつ。
スイートチリソースをつけても余り合わないので、肉はそのまま味わう事に。スプーン・フォーク・ナイフでちまちまやって行くのももどかしいので、手づかみでむしゃぶりつきました。
ご飯は短粒種で日本米っぽい奴。炊き加減は堅め。どうも味的に淡泊なのでニョクマム少量と卓上壺入りの薬味(サテトム?)を加えてみる。これが大正解!おいしくなった。東南アジア的に変わった。
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所謂「コムタム」ですね。米がおいしくしっかりしているので当地のものとは印象が違います。全体量はかなり多め。満腹感は得られます。
味付け等は本場のものなのかよくわかりません。スパイスの強烈な芳香とかエスニック感満載の食材と言うものはなく、香りもおとなしめでしたし、、、(それがベトナム料理なのだと後に知りましたが)

オーナーの親父さん。私のすぐ横でカウンターに座りネット動画を視聴しておりました。
調理が一段落すると厨房から、あるいは親父さんから?甘い芳香が漂ってきました。親父さんの整髪料か、はたまた部屋の芳香剤なのか?その甘い匂いは日本ではなかなか触れることのできないもの。
時に香りは味覚よりもダイレクトに記憶に訴えかけるという性質があります。このとき突然のように幾多の情景が甦ってきました。ベンタン市場、サイゴン川、シクロ、オートバイ。娼館、深夜の空港、レストラン「hna hang dong pho」。
白日夢を見るような記憶・映像の羅列、一種の恍惚状態に陥ったかのような強烈な懐かしさと、打ちのめされるような悔恨。サイゴンの灼熱と退廃・・・意味もなくそんなフレーズが浮かび、ちょっと苦いものを覚えました。

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続き以下は私の個人的思い出です。レストラン「Saigon」とは関係の無い記述です。続きを読む

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