Cuernavaca

神奈川県南西部 食と生活

二宮

西湘、二宮。
以前サイクリングにて訪れた際、昭和の香り漂う田舎らしい風景に魅せられたものです。

あれは三年前(またか・・・)
この地にやってきたのは理由がありました。
廃墟、廃屋に芸術性を感じ、各地を訪れていた頃、”廃屋のカテゴリ”でもNo.1に取り上げてもイイほどのひときわ異彩を放つ建築物がこの地にあり、その内部に踏みこんで見ようと思っていたからです。

二宮駅から葛川に沿って北西へ延びる旧道を進みました。
交通量は少なめ。
近くに立派な県道があるため、地元の人、この辺りに用事のある人くらいしか通らないようです。
川の浸食作用によるためかこの辺りは谷津のような趣があります。
ススキ、穏やかな陽光、川のせせらぎ、田畑。
辺りには多くの廃屋が散在していました。

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神奈川県南部、平塚宿をでて西進するとそこから延々とラーメン屋不毛地帯(あるいは食文化不毛地帯)が広がっています。
そんな辺りに奇蹟とも言えるような一店が存在しています。

休日13時前、店の近辺に至ると結構すごいことに・・・。
新幹線の橋脚あたりまで違法駐車が連なっていました。
店内は満席?いや、一番奥、トイレの前に2席分空いていました。
私が歩いていた時今まさに駐車した者どもが車を降りるところでした。間一髪席を確保できたということでした。
(もし座れなかったら、外で立って待つことはしなかったでしょう。入店して座っている10人の先客をざっと眺めると、ダレも食っている人がいません。・・・これは・・・相当待つな・・・と思い、店を後にしようとしたくらいですから。しかしコップを取り、水まで注いでしまったからには立ち去ることは出来ません。)
店内はコの字型のカウンターのみ12席ほど。
厨房は広く清潔です。店主一人ですべてをやっています。
メニューは壁の一カ所に手書きの紙短冊状に貼ってあるだけで、それは私の座った場所からはかなり見にくく、メニューの全容までは分からなかったのですが、あらかじめ決めてあったメニューでお願いしました。


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