Cuernavaca

神奈川県南西部 食と生活

小田原

理想のラーメンチャーハンセットを求めて。
昼飲みの流れで徒歩にてたどり着きました。
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13時頃入店。カウンターは実質”死に席”のようで、真ん中の6人掛けテーブル・パーティション完備の場所を指定されました。ちなみに単騎女子が私のすぐ後に入店しましたが彼女も私の対角に座りました。
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Googleマップのコメントによると「オムライス」なども人気のようです。私の視線奥テーブル席に座っていた郵便局職員とおぼしき方はカレーを食っていました。食堂的な面も併せ持つお店って昔からの町中華にはよくありました。メニューを見ただけでなんか懐かしいものがあります。

さて、ほとんど待たずに料理が登場。
ラーメンセット1000円也。
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ラーメン~麺は細ストレート、ゆで加減柔らかめ。強く主張するものはないがダメなところは全くない。普通とはこういうものを言うのかという典型的なもの。(麺類は50円+で手打ち麺に変更可能だそうです。後ほど知りました。)
スープは油控えめ、塩分高め、醤油感強いもの。はるか遠くに魚介の香りがあるのですがすぐに消えてしまいます。正統町中華のラーメンとは少し違う。
細切りされたシナチクと紅ショウガとおぼしきものが載っています。これがスープの味に影響を及ぼしているようです。その他載せものは刻みネギ、なるとなど。チャーシューがあったかどうか失念
麺を食い終え、チャーハンのお供とすべく酢を入れて見るも強い醤油感は拭えず。少々の違和感が残ったものです。
チャーハンはパラパラ系。ラードの廻りも良く満遍なく米粒を覆っています。ラーメンに比して味付けは控えめなのでラード由来の甘みも感じられる。昔懐かしの王道的なもので私の好みにドンピシャでした。例のごとく半であってもかなりの量。載せられた皿が小さいものだったのですが、溢れんばかり。
実は私とほぼ同じ時間に入店した単騎女子は奇しくも私と同じメニューを注文したのですが、このチャーハンの盛りにかなり手こずっているようでした。私が食い終え水など飲み干している間彼女の杯を伺うと、まだ2割にも満たない進行具合でした。
ガバッとレンゲで掬うのではなく、裾野部分からほじくるように少量をレンゲに載せているような感じなので時間がかかりそうです。果たして彼女は完食なったのか?それは気にはなったのですが、いつまでも待っているわけにも行かずちゃちゃっと北里を置き退散した次第です。(直接手渡そうとしたらトレイに置けと言われたのでそう表現しています)
フロア担当の女将さんはテキパキとしていてかなり実務的な接客。それは気持ちの良いものなのですが、何処かしら大陸的なところがなきしもあらず。こういう場所で多くの観光客や常連を捌く熟練の一種と見て良いのでしょう。
しかしこのお店すごいところに立地しています。
店に向かって左には江戸期に建てられた大手門の鐘楼などがあります。お店自体も創業100年だそうです。
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久野に支店がありそこは何度かお邪魔したのですが今回の本店訪問は初めてでした。
小田原で中華をいただくなら外せないところですね。

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近くにありながら何故か足が向かなかったお店です。
以前から単価が高くコスパは良くなかったのですが、ノーマル・中盛りがついに1000円を超えてしまいました。(並という表記のあるものは麺量が少ないので中をノーマルと思っています。お店のランキングでも「ヤバイラーメン・中盛り」が一番人気だそうです。)

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やばいラーメン中1050円也。
麺自体はとてもおいしいもの。太麺・丸形状・ちぢれ・もちもち食感。生パスタのアルデンテ(イタリア語〔al dente〕直訳すると歯に。必ずしもシコシコ食感というわけではない)ともいうべき口内に絡みつくもちもち具合がいいです。
が、
粘度のあるスープと結びついてこそのアルデンテであって、麺を滑り落ちてしまうこのサラサラスープはどうしたのでしょう。
粘度低下だけではありませんでした。
豚骨は何処へ行ってしまったの?と懐メロ洋楽を持ち出してしまうほど儚いものに、、、
若者達がすべて摘み取ってしまったのでしょうか?
このラーメンだけではどうも満足できなかったので、今まで未食のオラオラチャーハンなるものを食ってみたいと思いました。
ラーメン食いかけの状態で隙をうかがいつつ券売機に並んだのですが、多くの男女が群れておりなかなかクリアラップがとれません。(一組が食券を買い終えるのに5分くらい要しているのでいったん席に戻りました。そのうちラーメンも食い終え、一時自分が”やばい”状態にあったことを悟りました。
ラーメン中と半チャーハンで1700円を浪費しようとしている自分がいたのです。
私、かつてこのお店の近くに居住しており、開店したときから何度もお邪魔しておりましたが、”やばい”以外はほとんど食したことがありませんでした。結局中華そばは未体験のまま終わりました。味噌味も試して見る機会はありませんでした。新たにメニューに加わったと思われる汁なしも未食です。(店外にお勧めの食べ方なる説明があり眺めてみましたが、トッピングが豊富で興味深いものでした。生卵・・・円、粉チーズ・・・円、追い飯・・・円w。豪華版にして1500円とか実においしそうですね。)

ある時期にテレビにて紹介されたようです。
それを機に万人受けするようにマイルドな方向へ転換したのでしょうか?
どうも新規客が多い印象で、客層も多様化したようです。
いつも多くの客で賑わっていますが、席間は狭く、単騎男子は最終的にカウンターに移動させられるし、、、どうも落ち着いて食事できたためしがない。自分の行くべき店ではないという気持ちが常にありました。
開店して10年以上になるそうですが、濃厚ラーメンが好きな自分が数えるほどしか訪れていないのはそういう部分が気になるからだったのかも知れません。

大手食評サイトではこの店も上位にランクされています。サイト独自のアルゴリズムがあるのでしょうが、味の変化に対し柔軟性に乏しいきらいがあります。それは一部上級レビュアーによる過去の高得点によるものが大きく、現在の状況に即応できるものではないということです。
例えば小田原のラーメン店で長らく一位を維持している店があります。
その店主も高齢化し一杯の品質も衰えてしまったようです。
鍋を持ち上げるのさえおぼつかない体調不良を抱え、頑張っている姿を見ては、ちょっと記事にするのもはばかられるという感じです。

実はこういう風に劣化してしまった店は私の訪れた範囲でも両手に余るほどあるのです。
典型的な例として支店を出し他店舗経営のためスープを作り置きするケース。これが一番良くない。
古くは藤沢クリーミー家系のMIY。同じく藤沢の家系FSY。厚木のMSB。同じく厚木のHMT。茅ヶ崎の動物系+魚介のABM。平塚の僻地にあるMSIなど。支店展開していなくとも店主が替わり味が変わってしまったところ、平塚129の醤油豚骨IT。同じく平塚の家系EBS。小田原であれば九州豚骨系のSRY。ホルモン屋が手がけたGIY,IG,BIYなど。(これくらいにしておきますw)


沼津「松福」から独立し小田原にて一つの地位を確立したお店です。
小田原駅前の「松福」が短期間で閉店に追い込まれたように小田原地区において濃厚豚骨系はポピュラーな分野ではないという実情があります。かつて多くの家系もどきや二郎系もどきまであった小田原の地に唯一残る濃厚豚骨醤油ラーメンです。(除:商店系)マイルドなものであれば一時人気は得るでしょうがコアな濃厚フリークは去ってしまいます。

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