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文化財

旧内野醤油店~国指定有形文化財登録
小田原市が所得後、地域産業振興の為改修を進めるも、建物解体により有形文化財登録l抹消の見込みであるとわかり、工事が中断された。

DSC_0676
小田原市案内看板








                
DSC_0672工事中断後、現在の様子(工場部分)









DSC_0673現在の様子。店舗東側









DSC_0678旧店舗正面









DSC_0677なまこ壁









DSC_0680店舗二階部分の意匠









DSC_0684工場北側、現在の様子。









DSC_0685工場解体現状









DSC_0686工事に関する案内









工事の内容について外に詳細を貼りだしてあります。
工期、工程、使用資材、施工体制など、それはすべて写真に収めてありますが、ここでは触れません。
余りにマニュアックなものですから・・・。
2月22日追記~工事は再開される模様です。専門家の意見を無視し、国の有形文化財登録は抹消される見込みです。4億円以上かけてさてどんな施設が出来るのでしょうか?
地方行政の愚策の一例として全国民に知っていただきたい事柄です

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旧内野醤油店の耐震改修工事の方針について
1 進捗状況
 旧内野醤油店は、板橋地区の情報発信拠点・交流拠点として新たな回遊性と地域の活性化を促進する施設とするため、令和4年3月に公有化し、現況調査・耐震診断及び耐震補強等改修実施設計業務を行った。また令和5年度中に、環境影響調査(事前)と敷地内にある住宅及び穀蔵下屋等の解体撤去工事を実施した。
2 各建物の利活用方針
 板橋地区の情報発信、交流・回遊の拠点とするため、公民連携による民間事業者の商業的利用のほか、各建物の特性を活かした複合的施設として活用する。
店舗兼主屋 一部を観光回遊拠点の案内とし、民間貸付を行い、民間事業者のノウハウを活かした商業的施設として活用
穀蔵 民間団体から地域住民まで広く利用できるフリースペース、イベントスペースとして活用
工場 観光案内機能とともに、なりわい・邸園文化、小田原用水など地域の文化資源を紹介し、魅力を発信する施設として活用交流広場 休憩スペースを設け、イベント等の開催にも活用
 今後の予定
 令和6年度 耐震改修工事補正予算計上
 耐震補強等改修工事(~7年度)
 令和7年度 利活用事業者募集開始
 環境影響調査(事後)
~小田原市議会2024年4月16日議事録より~

市の所有・運営を前提として計画が練られている。小田原市にそれをうまくやるセンス・才覚があるとは思えないので、開発の時点から民間に関わらせるべきなのでは思ってしまう。
こういう施設は建物、壁・外観・工場を一括してそれを生かすテーマパーク的なやり方が一番いいと思うのですが、まずは着工、それから利活用事業者の募集なんて事をやっている。
また近隣の文化的施設と密接に関わり、東海道(旧街道)の魅力を発信できる場としてこそ貴重なのに、内野邸施設を分解し、またしても統一感の無い(歴史文化の上辺だけ残した残念な)施設が生まれようとしている。
umekoやtotokoやミナカなど魅力の無い、ごちゃごちゃとした商業施設がまた再現されようとしています。観光施設であり地域老人の憩いの場であり、イベントスーペースであり、道の駅であり、ウォーキングの休憩所であったり・・・そうやって雑然とした施設にするのは違うのでは無いかと思うのですが。

まだ続く(うんざりw)

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