Cuernavaca

神奈川県南西部 食と生活

老舗

理想のラーメンチャーハンセットを求めて。
昼飲みの流れで徒歩にてたどり着きました。
DSC_1248
13時頃入店。カウンターは実質”死に席”のようで、真ん中の6人掛けテーブル・パーティション完備の場所を指定されました。ちなみに単騎女子が私のすぐ後に入店しましたが彼女も私の対角に座りました。
DSC_1246
Googleマップのコメントによると「オムライス」なども人気のようです。私の視線奥テーブル席に座っていた郵便局職員とおぼしき方はカレーを食っていました。食堂的な面も併せ持つお店って昔からの町中華にはよくありました。メニューを見ただけでなんか懐かしいものがあります。

さて、ほとんど待たずに料理が登場。
ラーメンセット1000円也。
DSC_1247
ラーメン~麺は細ストレート、ゆで加減柔らかめ。強く主張するものはないがダメなところは全くない。普通とはこういうものを言うのかという典型的なもの。(麺類は50円+で手打ち麺に変更可能だそうです。後ほど知りました。)
スープは油控えめ、塩分高め、醤油感強いもの。はるか遠くに魚介の香りがあるのですがすぐに消えてしまいます。正統町中華のラーメンとは少し違う。
細切りされたシナチクと紅ショウガとおぼしきものが載っています。これがスープの味に影響を及ぼしているようです。その他載せものは刻みネギ、なるとなど。チャーシューがあったかどうか失念
麺を食い終え、チャーハンのお供とすべく酢を入れて見るも強い醤油感は拭えず。少々の違和感が残ったものです。
チャーハンはパラパラ系。ラードの廻りも良く満遍なく米粒を覆っています。ラーメンに比して味付けは控えめなのでラード由来の甘みも感じられる。昔懐かしの王道的なもので私の好みにドンピシャでした。例のごとく半であってもかなりの量。載せられた皿が小さいものだったのですが、溢れんばかり。
実は私とほぼ同じ時間に入店した単騎女子は奇しくも私と同じメニューを注文したのですが、このチャーハンの盛りにかなり手こずっているようでした。私が食い終え水など飲み干している間彼女の杯を伺うと、まだ2割にも満たない進行具合でした。
ガバッとレンゲで掬うのではなく、裾野部分からほじくるように少量をレンゲに載せているような感じなので時間がかかりそうです。果たして彼女は完食なったのか?それは気にはなったのですが、いつまでも待っているわけにも行かずちゃちゃっと北里を置き退散した次第です。(直接手渡そうとしたらトレイに置けと言われたのでそう表現しています)
フロア担当の女将さんはテキパキとしていてかなり実務的な接客。それは気持ちの良いものなのですが、何処かしら大陸的なところがなきしもあらず。こういう場所で多くの観光客や常連を捌く熟練の一種と見て良いのでしょう。
しかしこのお店すごいところに立地しています。
店に向かって左には江戸期に建てられた大手門の鐘楼などがあります。お店自体も創業100年だそうです。
DSC_1249
久野に支店がありそこは何度かお邪魔したのですが今回の本店訪問は初めてでした。
小田原で中華をいただくなら外せないところですね。

にほんブログ村 グルメブログ 神奈川・横浜食べ歩きへ
にほんブログ村
ランチブログランキング
ランチブログランキング

個人的特集、”前過店”第六弾。割烹千代田屋にやってきました。
店内ホテルロビー状の所に昭和チックなテーブルと椅子が配されています。
先客2×1、4×1。空いているようです。昼はこんなもんなのかな?私が出て行くとき男子単騎が入って行きました。12時30分頃のことです。

DSC_1029
鰺フライ定食1320円也。
ご飯は軽めの盛り。ちとやわらかめ炊き加減。おいしいもの。
味噌汁はインスタントチックな奴。お椀に半分しか入っていなかったw
ひじきと大豆の煮物、たくわんがついてきます。
鰺。これが表面カリッ中フワっ。咀嚼する間もなくほどけて行きます。鰺の臭みはほとんど無い。代わりにうまみが強く感じられます。骨や尻尾も取ってあるので揚げる前に相当な仕込みをしているのでしょうか。食感は白身魚のフライに近いものがあります。身がピースで層になっているのではなく細かくほどける感じです。これ結構飯の持ち上げが良いものです。もう少しご飯が多ければバランスがとれるのですが、食い進めるに調整が必要でした。(意図的にご飯のつかみを少なくする、たくあんは単独で味変に使う等)
DSC_1030
昭和チックな回転椅子は深く座り少々仰向けになり、体を揺すったりするのに心地よいのですが、テーブルがチト低めで前のめりになって食すにはチト窮屈か、、、
この定食、フライが3ヶでしたが、飯がもう少しあれば大満足なんですが、、、(値段は高いですが)
帰り際、出入り口付近のテーブルに「松田100年の歴史」なる重厚な本が置いてあったのでページをめくってみました。かつての松田町、みかん産業の隆盛があり、御殿場線の大規模脱線が一大ニュースになっていたり、「ライトスタッフ」でおなじみ宇宙飛行士のグレン氏も訪れたことがあるようです。
見ていて面白かった。今度図書館にでも行ってゆっくり見てみたいものです。

にほんブログ村 グルメブログ 神奈川・横浜食べ歩きへ
にほんブログ村
ランチブログランキング
ランチブログランキング

↑このページのトップヘ