Cuernavaca

神奈川県南西部 食と生活

釜飯

風景の一部と化してしまい、なんとなく前を通り過ぎてしまう店。 前過店第八段。

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12時15分頃入店。駐車場には車はパラパラと停まっていましたが、ほとんどがお店の車。ミニバスなんかあったりして宴会の送迎用に使っているものと思われます。
店内かなり広くお座敷はホテルの宴会場の様に個室で区切られています。窓際にテーブル席がありそこは人で埋まっていました。
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私の通された場所。和室の一部屋。そこにテーブルがしつらえてあります。ふすまは片側が開け放たれ外が覗えるようになっていますが、閉めれば密会も可能なくらいw
きちんとした床の間もありました。
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ランチメニュー貼ります。その他グランドメニューもこの種の店としては決して高いわけではなく、鳥釜飯など750円?位でいただけるようです。
和室一部屋を占有し、リーズナブルな料理をいただく。
なんか分不相応なもてなしを受けているようでこっぱずかしくなります。
かといってカウンター部分に腰掛けるならばすぐ目の前で板さんが忙しげに調理をしているのでこれはこれで落ち着かない。









釜飯ランチ1100円也。
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釜飯は鶏そぼろがメイン。錦糸卵、ゴボウ、にんじん、蕗、椎茸などが細形状で揃えて刻まれており、きちんとした調理人の仕事が感じられます。私にはそぼろが少し甘かった。みつばが散らされているのですがそれが時折香り、良いアクセントになっています。ご飯自体は強い味付けがなされていないところ好感が持てます。
うどんは特にこれと言って・・・
鰹昆布、お新香、特にこれと言って・・・

最後お茶のお代わりをいただき、ゆったりと和室で和みました。
私としては畳に直座りでも一向にかまわないのですが、客層的にご年配の方が多いようなので、足の悪い人にはこの足の高いテーブルの方が具合が良いのでしょう。(実際2席しかないカウンター部分を占める老夫婦がおりました。私としてはカウンターのほうが捨て置かれた感じがして良いのですがw)

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前過店第5弾
南足柄大雄山駅周辺に飲食店は多くあれどとりわけ老舗感を漂わせる建物があります。
周囲のお店はほぼ”制覇”したのですが、ここだけは未訪問でした。



さてこの箱、非常に大きなもの。入ってすぐ階段があり2階にも席があるようです。左側には旅館の宴会場の様な座敷もあります。
右側にはテーブル席、小上がり座敷席がたくさん配されています。
昼に満席となることはまず無いと思われます。
カウンター真ん中に席を得ました。
このカウンター少々変な形をしているのです。
完全L字ではなく少しRがついている。内側は鉄板と釜飯用のガス釜があり、一人の職人が常時張り付いています。釜飯、ハンバーグ、ステーキなどこの店のショー的要素としてわざと見せるためにここで調理されています。奥には十分に広い厨房があるにもかかわらず、、、彼は私の眼前にいては結構近くに常時動き、手を動かしているので非常に気になります。
カウンター左右ににすでに陣取っていた老人達、右端の人はすでにきこしめしていて内側に体を傾け鋭い視線を送ってくる。目が据わっている。
一方左側の人、完全に端に座らず2席空けている。開けた理由はそのすぐ前に釜飯用のガス釜があるから。この人は食い終えてもかなり長い間私のすぐ前にいる調理人と話し続けている。自然、体・視線は右向きになっている。
アウェイ感をひしひしと感じつつ両サイドから攻められ気づかぬふりをしつつも次第に縮こまって行く自分がいました。
このカウンター8席もあり広いんですけど3人座るだけで窮屈に感じてしまう。左端は半ば物置になっているし、、、
12時を過ぎテーブル席には空きがある。であれば、テーブル席2名掛け部分に座れば良かった。(これが一点目のミス)
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さてランチメニューですが、ここは釜飯が名物であり、グリルものも人気があるようです。店の名を冠した膳もあり”一番人気”と書かれています。さて、何をオーダーするべきか、、、
釜飯のセットは2000円くらいになってしまうので躊躇してしまいます。御膳は1500円ですが内容はこの店の特長を詰め込んだものではないように思えました。
そこで一番お安い日替わりメニューを選択。ランチに1500円は出せないなんてけち臭い貧乏根性を出してしまいました。(二点目のミス)
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今日の日替わり(そばorうどん ミニ肉丼セット)1078円也。
内容はそば屋の定食と変わらぬものでした。
そば~温かいうどんとたのんだつもりが何故かそばになって登場。温かいそばの様相は思ったとおりのもの。素の素。狸も狐もいない。薬味で練りわさびと小ねぎがつきますがそれを入れたとしても寂しさMax
肉丼は牛丼ですね。あらかじめ小どんぶりと謳っているので偽りなしですが、お茶碗に一杯の飯。その上に牛丼の具が載っているだけ。肉丼はかなり甘い味付け。つゆだくでした。肉自体は牛丼屋のものよりグレードは高い。きちんとした牛肉の味が感じられます。 カウンター上には紅ショウガも七味もない。胡椒も塩さえもない。味添加不可能。味変要素皆無。

今回”とりあえず行ってみる”というスタンスで安易に踏み込んだのがいけなかった。
五郎さんの様に直感で食いたいものと店のおすすめを合致させる能力はまだ私にはない。
正直1000円くらいのメニューは無くして、釜飯とグリルと御膳だけにしてくれた方がわかりやすいと思います。
少々高くっても内容が伴うのであれば最初からその心構えで、少し贅沢したいときなどに訪れる場所として、利用する方もきっきりと用途を分かつことが出来るからです。

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